新型コロナワクチン令和5年秋接種は終了しました。

・5日以内の発熱、咽頭痛、咳などの風邪症状の方の診療は、特定の時間に2Fフロアーで行っております(完全予約制)8:45から電話受付を開始し人数に達した時点で受け付けを終了いたします。風邪症状のある方は直接受診されず、必ずお電話でお問い合わせ頂くよう、お願いいたします。

・大変申し訳ありませんが現在禁煙外来は休止しております。

045-844-3080

当院における気管支喘息の管理

治療の基本姿勢

  • 医療者、患者さんと共に治療をする。
  • 気道の壁が硬くなり常に狭くなってしまうリモデリングを予防するため、吸入ステロイドを中心とした治療の重要性、方法を正しく理解し継続することにより気道炎症をコントロールする。

具体的な方法

1.ピークフローの自己測定、喘息日誌による管理

ピークフローとは?

大きく息を吸い込んで、その息を目いっぱい早く吐き出すときの、最大瞬間風速です。喘息発作で気道が狭くなっているとピークフローが弱くなります。喘息のコントロールが悪いと日内変動が大きくなります。

ピークフローの測定、喘息日誌をつけることによって・・・・

  • 自分で自分の喘息の状態を客観的に評価できます。
  • 治療を継続する助けとなります。
  • 治療の効果を評価できます。
  • 喘息の悪化を早くに察知し、対処する助けとなります。
  • 医師、看護師と共に治療をしてゆく助けとなります。 

2.薬剤師と連携した定期的な吸入指導

いくら吸入薬が進歩し効果的でも、操作方法や吸入する力が適正でない、器具がその方に合っていないと効果が全く不十分となります。治療を受けても改善しないと当院を受診され、チェックしてみたら吸入が全く出来ておらず、薬剤師とご一緒に確認し正しい方法で行ったらそれだけで著明に改善される方もいらっしゃいます。そこで当院では治療開始時、その後も定期的に薬剤師と連携し吸入方法の指導、器具がその方に合っているか評価を行っております。